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「厨房で逢いましょう」@京都シネマ

JUGEMテーマ:日記・一般

思っていたのとはちょっと違う映画でした。

ワタシが思っていたのは・・・
腕は超一流だけど人付き合いが悪い(ひきこもりの)ため、
認めてもらえてない天才シェフが、
偶然に出会った、妊娠中に子供に障害があるとわかって離縁された女の人を
料理で癒しながら、一緒にレストランを開いて〜大成功♪
というハッピー(というか能天気?)なお話・・・・
だったのですが・・・

まず、違った点。
女の人は幸せな家庭を持っていました。が、ちょっと今、倦怠期。
家族で経営するホテルでレストランの給仕をしてます。
ふとしたきっかけで、彼女の子供のためにケーキを持ってくるグレゴア。
そのプラリネを食べた途端、彼女は彼の料理のトリコに。

ここで、悲しいズレが生じてしまいます。
グレゴアは彼女エデンに対して恋情を抱いてますが、エデンは料理に恋して、
グレゴアに対しては「友達」だと。
目的は、料理なのか?って観てました。

明らかに自分に好意を持っているとわかる男の人を利用するのは、
いかがなものかと。
料理で官能的な気分になって、ダンナさんとラブラブになるって?
グレゴアさんからすると、その無邪気さが残酷で、無神経に見えます。
ええ、ワタシ、思いっきりグレゴアさんに感情移入して観てましたね。

彼女の夫、といいますか、男の嫉妬って見苦しいですね。
妻が浮気をしているのでは、と疑うのは仕方ないとしても、その後、自分の家庭を
壊さないよう町から出て行ってくれと泣いて懇願したり、ワインセラーを壊したり。
だから、ああなるのも仕方ないだろうですが。

その中で救いは、ちょっと笑えるところ。
滑稽がこの映画のちょっとしたスパイス。

こんな話の展開になるとは、ちっとも思わなかった「厨房で逢いましょう」でした。
ちょっと後味、ほろ苦かも。



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「オリヲン座からの招待状」@TOHOシネマズ二条

うす曇の中、しっとりした映画を観てきました。

昭和30年代なかばに対する郷愁感は、わたしにとってはメディアによって
刷り込まれたものでしかないけれど、最近の映画には希少といってもいいほど
「感謝の気持ち」あふれる映画でした。

「おおきに」オリヲン座。

近所の山中油店がでてきたり、オリヲン座が千本日活やらで、観ていて楽しかったです。
けれども、ストーリーは映画のチラシ裏のあらすじのまんまでしたわ・・・・
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「パーフェクトストレンジャー」@TOHOシネマズ二条

すこしばかり期待はずれになるんではないだろうか・・・という
一抹の不安が、正直なかったとはいえないこの映画。
観始めたときも内容がいまいち掴みきれず、なにか疎外感を抱きながらの鑑賞と
なりました。

映画のオープニング、詐欺まがいの取材によってスクープを取る主人公、
そのスクープが政治家の圧力によりもみ消され、彼女は仕事を辞めてしまう。
その帰り地下鉄で幼なじみに会う。
幼なじみがネットで知り合い、不倫の仲になった広告会社の社長に
近頃会ってくれなくなったから、今から会いに行くところだ、と聞く。
そして、その一週間後、幼なじみは変死体で発見される。

広告代理店社長を、ブルース・ウィリスがにやけた感じで好演。
主人公の相棒役の方も、粘着気質的な変態ストーカーを見事に演じてました。

最後の最後まで、私には犯人がわからず、ラスト7分“!!!”でした。
ラストから考えると、オープニングからの事件がいちいちなるほどと納得。
期待しなかったおかげで、久しぶりに興奮して眠れない映画を観たのでした。

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わたしが殺された理由 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ア 13-1)

帯に「全米を驚愕させた輪廻転生ミステリ」とあって、
「彼女は彼に生まれ変わった。殺人犯を見つけるために」
と書いてあります。

「輪廻転生ミステリって何?!」と、またまた近所の本屋さんで購入して
参りました。はい、只今ひとり海外ミステリフェア実施中でございます。

ある場所に容疑者の身柄を引き取りに行った二人の警官。
ひとりは若い男、もうひとりは50歳を目前にした女の警察官。
その場所で、33年前に起こった殺人事件があり、その事件に興味を示す男の警官。
昔のことなのに、始めてくる場所なのに、知るはずのない人の名前や
場所のことを徐々に思い出して・・・・

という、輪廻転生デカと更年期障害デカの異色ミステリでございます。
男の人が主人公ではなく、女の人が主人公なんですね。
こんなとんでもないストーリーですが、展開が見事で、大いに笑い、大いに共感し、
楽しく読書できました。
歯に衣着せぬ物言いの主人公クインのなんと爽快なこと。
更年期まっただなか、冷めかけた夫婦関係、夫の浮気を疑いウツになったり・・・
そんな中年女性の心の叫びを、ジメジメではなく、強く明るく叫んでます。
オッドという若い男性警官も、やさしくて素敵。
クインとオッド、すばらしいコンビ。
いいなぁ、ぜひとも続編が読みたい!
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来週の小旅行の予定(映画メモ)

10月はものすごい数の封切ですね。立て続けに観ていかねば!

「幸せのレシピ」
「パーフェクトストレンジャー」
「エディット・ピアフ〜愛の賛歌〜」
「サウスバウンド」
「クローズドノート」

メモ | comments(0) | trackbacks(0)

連れていって、どこかへ

評価:
ローレン ケリー
早川書房
¥ 735
(2006-02)
近所の本屋さんは商店街の中の、海外の作家コーナーに
なぜかリリー・フランキーが置いてある、小さな本屋さんだ。
そんな本屋さんで、予備知識をあまり持たない海外の作家作品を買うという
ちょっとした冒険(?!)をやってみた。

「連れていって、どこかへ」
私の願望そのままな題名。
最近のわたし、気分転換の範疇を超え、いざ現実逃避の世界へ・・・

が、ちょっと怖かった。
心理サスペンスと書いてあるとおり、先を読まないと安心できない。
描写がとても映像的で、サスペンス映画を見てるような気分になった。
すこし実感が伴わないけど、主人公の部屋にストーカーが入り込んでて
その痕跡を見つけてゆく場面は、背筋が寒くなった。

過去のフラッシュバックを多用して、5歳のころの主人公が見ていた場面から
事件の本当の姿が見えてくると、なんとなく犯人が見えてきて・・・
最後はやるせない気分に・・・どよよよん(曇)になりました。

もうちょっとさっぱりするのを、次はがんばって探そっと。
100冊読書 | comments(0) | trackbacks(0)

「ミス・ポター」@TOHOシネマズ二条

あぁ、観れてよかったですな。きれいな英国の風景。
目の保養になりました。

そして、ミス・ポターの人生というよりも、
あの出版会社の三男の人生って・・・(自粛)


実は、もうすぐ1ヶ月フリーパスの6000マイルが貯まります。
そういう意味でも観れてよかったです。
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「めがね」@京都シネマ

今週は、ファーストデイ&レディースデイがあって、きゃあ何観よう、どうしよう、
とひとり盛り上がっていたら
・・・突然、用事が勃発。

月曜日のファーストデイ、火曜日のマイレージデイ、水曜日のレディースデイ
三日間TOHO映画館連続鑑賞計画を断念せざるを得ませんでした。

そんなわけで、4日木曜日、やっと今週映画見れました。
「めがね」。
ひとことでいうと、不思議な映画でした。
のんびりしてる人たちを、のんびり眺めているという・・・

きっと「たそがれる」のが得意な人は映画と同じく「たそがれ」て
心の中のさざなみがゆうらゆうら、心地よい感じになるのでしょう。
もし、心に余裕のない状態だったとしても、なんだかリゾートに来た気分になって
そんなに急ぐことはないなぁーと思い直すかもしれません。
勤勉さの象徴である「めがね」を題名にしているのだから。

どちらかというと前作の「かもめ食堂」のほうが物語性もあって、
凛としたものを持ってた気がしますが、どっちがどうというよりも
こんなに空気が感じられて、そっと心に寄り添うような映画は、貴重な気がします。

そして、空腹でのご鑑賞は避けられますように、ご通知いたします。
映画 | comments(0) | trackbacks(0)

ゲド戦記 1 影との戦い (ソフトカバー版)

評価:
アーシュラ・K. ル・グウィン,Ursula K. Le Guin
岩波書店
¥ 1,050
(2006-04-07)
ついに、ゲド戦記を読み始めてしまいました。
どどーんと、映画化が決まってから、買っておいたセットを!

アーシュラ・K=.ル=グウィンは、「闇の左手」が面白くて
そのあと「辺境の惑星」と、もうひとつ続けて読んだ覚えがあります。
なので相当ウキウキしながら、お酒好きな方がとっておきの一本の封を
開けるときと同様の気持ちで読み始めました。

おぉ、読み始めると止まらない。

魔法使いゲドの若いころのお話ですが、若いころには犯しがちの過ちを
彼も起こすのです。
ファンタジーといえばファンタジーですが、
若かりしころの過ちとは、実際、誰にもあることだし、
ゲドの場合は、命にかかわる、そして世界が混乱をきたす大規模なことですが、
自分の人生において過去を振り返って、穴があったら入りたかったこととか、
あともうちょっとで振込み詐欺にだまされそうだったこととか、
ひじょーに至極些細なことと同様にして
(次元が低すぎてすみません)
置き換えて読み進めると、哲学書のようでもありました。

本書のなかで、いちばん好きな、そして心に刻みたい一文。

すべてをひっくるめて、自分自身の本当の姿を知る者は自分以外のどんな力にも利用されたり支配されたりすることはない。

もう、だまされないわよ。架空請求!(※そういう物語ではありませんが・・・)

もっと私も精神的に強くなりたいなぁと、あんたはいったい何歳なん?という
思春期の子どもじゃあるまいし、な感想を持ちました。
しばらくゲドとともにアースシーの世界を旅します。
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「恋とスフレと娘とわたし」@京都シネマ

原題は「Because I said so」だそうで、
「わたしの言うことは絶対よ!」という意味なのだそう。
いい恋愛相手に恵まれない三人娘の末っ子のハハ、ダイアン・キートン扮する
主人公の口癖です。

あー、こんなお母さんが自分のお母さんだったら、絶対イヤダなぁーというほどの
かまいっぷり。
娘の恋愛相手をネット広告で募集して、自分で面接してお膳立てするんだよ!
だけど、自分に似て、不器用で、いつも辛い思いをしている娘を目の前にして
黙ってみてられない!ハハ親なんですもの!

そんな私も子ども(息子だけど、まだ7歳だけど)に対して、
もしかしたらこんなふうに接しているかも・・・とも
思ったりして、(でもやっぱり嫌だと思う)娘と
(なんとか幸せになって欲しい)ハハの気持ちで見ていました。

実際、劇場には母娘で観に来られてる二人連れや、
ダイアン・キートンと同じくらいの世代の方が、時間帯的に多くいらっしゃって、
いろいろ共感されるところも多々おありのようで、鼻をすするような場面も・・・
しかし、基本的にはラブコメディなので、ハッピィな気持ちになれます。


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